資産管理システム

早期退職(FIRE)への第一歩! 家計を見直し無理なく続けられる資産管理システムを構築

ライフプランをシミュレーションして必要額を把握

早期退職(FIRE)で重要なのは、ライフプランをシミュレーションし必要額を把握することです。

現在の生活費をもとに、早期退職(FIRE)後の生活費をイメージし、毎月どれくらいの収入が必要かをシミュレーションします。

当然、現在の生活費が分ってないとシミュレーションできません。

家計簿をつけている方は詳細な生活費がわかりますが、家計簿をつけていなくても通帳を見ると、毎月の大まかな生活費がわかります。

食費、住居費、通信費など、項目ごとに分けて必要額を書き出しておきます。

生活費がイメージできたらその生活費のうち、どれくらいの割合を運用益でまかなうのかシミュレーションします。

生活費の100%を運用益でまかなうとすると、早期退職(FIRE)に必要な貯蓄額が高額になります。

一方、年金や労働収入を何割か組み入れると、貯蓄額は抑えられます。

例えば、生活費が月額25万円の場合、100%運用益でまかなうとすると、早期退職(FIRE)に必要な貯蓄額は、7,500万円になりますが、生活費25万円のうち、15万円は年金収入からまかなうとすると、必要な貯蓄額は3,000万円になります。

人それぞれ、生活費や年金額、収入は多くなくても好きなことで働き続けるなど、ライフスタイルは様々です。

まずは、自分自身のライフプランをシミュレーションすることが重要です。

無理なく続けられるサイクルを構築する

生活費と貯蓄額がわかれば、いよいよ早期退職(FIRE)計画を立てます。

早期退職(FIRE)計画は長期戦です。無理なく続けられるシステムを構築することが重要です。

具体的には、「支出を減らす」「収入を増やす」「効率的に増やす」この3項目を無理なく続けられるようなシステムを構築します。

支出を減らす

早期退職(FIRE)計画の3項目のうち「支出を減らす」項目は、軽くみられがちですが、3項目の中で最も重要な項目です。

早期退職(FIRE)チャレンジ中はもちろんですが、早期退職(FIRE)達成後も「支出を減らす」項目を軽くみていると、思ったより生活費が高額になりシミュレーションしていた運用益ではまかなえなくなります。

必要なもの、楽しみのための支出を制限する必要はありませんが、無駄なもの、必要ないものは徹底的に控えることが早期退職(FIRE)達成後も豊かな生活を送るためには必要です。

人は、必要以上のお金を手に入れたからといって、幸せになるとは限りません。

宝くじの高額当選者や、プロ野球選手など、誰もが羨むようなお金を手にしても、豊かな人生を送れるとは限りません。

高額な収入を手にし華やかな生活を送っていると、収入と支出のバランスが崩れた際に、なかなかもとに戻すことはできません。

早期退職(FIRE)達成後も豊かな人生を送るためには、収入と支出のバランスを維持することが重要です。

余裕があるからといって無駄遣いはせず、支出をコントロールできるようにしましょう。

支出を減らす場合に最初に手をつけるのは固定費です。

スマホ代や保険料などの毎月決まった支払いは、一度見直すことで継続して節約できるので少額でも効果は絶大です。

収入を増やす

収入を増やすといっても、働き方改革が浸透し、残業時間も少なくなっている会社も多いのではないでしょうか?

時間を切り売りして残業代で稼ぐような収入の増やし方は難しくなってきました。

現在は時間を切り売りして収入を増やすには、残業する代わりに副業が選択肢として考えられます。

ただ、正規勤務の後にコンビニでバイトをしても思うように収入は増えません。仕事の後にもう一つの仕事をするのは体力的にも精神的にも疲労が溜まり、本来の仕事に悪影響となれば、収入アップどころではありません。

副業をするにしても、時給が高い仕事や、スキルを活かせる仕事、スキルアップにつながるような仕事がおすすめです。

例えば、早期退職(FIRE)後はカフェをやってみたいという方だったら、飲食店などで働くとノウハウが学べます。

他にもクラウドソーシングでスキルを売ったり、オークションで手作りの雑貨を売るなど、いろいろな収入源が確保できます。

趣味でやっていることや得意なことなどで収入を得る方が、早期退職(FIRE)達成後も生きがいとなり、充実した早期退職(FIRE)生活を送れるのではないでしょうか。

副業の話をしてきましたが、僕は副業よりも本業の方で収入アップにつながるような努力をすることが先決だと思います。

例えば、金融系の会社ではFPの資格を取得すると資格給が支給される会社があります。

他の業種でも、業務に役立つ資格を取得することで昇給する場合があるので、まずは、自分が勤めている会社の給与体系などを確認し、本業で収入を増やすことを優先する方がいいでしょう。

効率的に増やす

お金を貯める方法は、大きく分けると2つあります。銀行預金と投資です。

早期退職(FIRE)達成には数千万円〜1億円以上の貯蓄が必要になります。

これぐらい高額なお金を貯めようとすると、銀行預金だけで貯めるのは現実的ではありません。

やはり、投資が不可欠です。

長期的に安定した利益を得られ、しかも投資のために労力をかけずに続けられる商品に投資することが早期退職(FIRE)達成に欠かせないポイントです。

早期退職(FIRE)チャレンジは簡単ではありません。専門家にアドバイスをもらうことも早期退職(FIRE)チャレンジを成功させるポイントです。

早期退職(FIRE)達成にかかわらず、こうしたお金の流れを知ること自体が、選択肢を広げ、豊かな人生を送れるのではないでしょうか。

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